問題も生じる

まんが・インターネットカフェ、その歴史

便利すぎる弊害

インターネットカフェ、その前身たるまんが喫茶のことまで含めても、利用方法は極端に変化しているわけではない。しかしインターネットカフェという場所が大きく利用する人の目的や行動を変化させたのも、あまりに居心地の良さを追求してしまった点が否めない。個室などは全く問題ない、人目を気にしないと出来ない作業をしたい人もいれば、あるいは見られると落ち着かないという人もいるでしょう。そういう人達はオープン席ではない、個室タイプの座席を希望する。また時間制を採用しているため、軽く間食できるように食料販売をしたり、あるいは店内でジャンクフードを注文できるシステム等もある。それまではドリンクバーが中心でしたが、料理も本格的なものを出し始めるようになったら止まりません。

さらにシャワー室やアメニティルーム、日焼けサロンなどといった施設の導入は度が過ぎたとしか、そうとしか思えない。ニーズに応じた結果、こうなったというにはあまりに便利さを求めすぎだろう。こうしたことにより、どのような問題が生じているのか、ご存知の人もいるはずだ。現代になって利用する人の幅を広げていくインターネットカフェ、その問題を考察してみよう。

インターネットカフェ、特有の問題

長期滞在する人

一番の問題といえるインターネットカフェ独特の問題といえば、長時間滞在する人が増えることでしょう。都心部もそうですが、それぞれの街にあるインターネットカフェを利用すると、決まっていつもいるなぁと思う時はないでしょうか。頻度が少なく、あまり利用する機会のない人はわからないかもしれません、また一般のお客さんが入店している人がどれくらい滞在しているかなど、把握できるものではない。ですが大体連日訪れていると、必ずいるというケースがある。

こう言う人達は所謂インターネットカフェを自宅代わりに利用している、そんな人達である可能性が高い。何をしているんだと言いたくなりますが、その点については今回そこまで触れないでおこう。店側にすれば長時間滞在しても、その分だけお金を払ってもらえればそれでいいわけだが、来店してくる人達に影響を及ぼすことがあると分かれば、話は別だ。

感染症が伝染する

長時間滞在する人は、迷惑をかけてさえいなければ問題ないと思っているのかもしれません。ですが、そうした人々が発端となって店内で感染症が流行るケースも確認されている。代表的なのはインフルエンザなどですが、ある時は結核などもあるという。結核は今でこそ治せる病気ですが、かつては不治の病と言われたもの。病院に行けば治療してもらえれば十分回復する見込みはありますが、店内に長期間滞在している人の中には、保険証を持たない人もいるため、それが問題となる場合もある。

店員だけでなく、来店してくる無防備な人達の日常に支障をきたしてしまう、そんな問題も起きている。

盗難騒動

長期間滞在している人がいれば、それだけ貴重品などを有しているケースもある。中にはたまたま訪れた人の中には財布の中に10数万円入っていることも、例外的にあるでしょう。こう言う場合、決まってインターネットカフェでは貴重品を中心とした、盗難が頻繁に相次いでいるのだ。店内で犯罪が起きれば、管理の行き届いていない店側にも過失はあると思う人もいますが、基本的に店側は盗難に対しての保証は行っていない。

店内でそのような騒動が起きても、あくまで自己責任だと主張しているのです。納得出来ないと嘆く人もいるかと思いますが、そんなことまで流石に保証はできないと明言している。インターネットカフェ特有の問題でも、かなり典型的なトラブルと言えるでしょう。

自然と寄り付かなくなるケースも

長時間滞在、それこそ1週間以上も同じ店舗にいる人も中にはいるでしょう。こうした場合、起きる問題といえば大方予想できるかと思いますが、匂いという問題を始めとした衛生問題が露見する。特に嗅覚を刺激する事例はトラブルを起こしやすい、お風呂に入っていない時間が長くなればなるほど、匂いは一段と濃くなります。それが縮こまったビルの一室ともなれば、容易に換気できる環境でもない。不衛生な人がいるだけで、この店舗には行きたくないと顧客が来なくなっては店の存続に関わります。

だからこそシャワー室なのかと言われたら、それとはまた違った目的が関係している。この点の説明は後にして、今はもっと問題視すべき点を挙げよう。