こんな使い方も

まんが・インターネットカフェ、その歴史

宿泊施設としての利用

こうしてみると、確かに90年代・00年代初期でみればインターネットカフェという、ビジネス市場は魅力的だった。しかし今となっては、これらの商業施設がどうにも是とする見方があまりに少ないと、個人的には見えてくる。自分が利用していないというのももちろんある、かつて利用していた身としてはインターネットが出来る手頃感、これだけだった。漫画も読もうと思えば読めますが、どうしても落ち着かない状況に遭遇する場合もある。他でもない、まるでホテルみたいに利用する人と席が近い、あるいは隣となった場合はかなり厳しいものがある。

偏見めいた感想ではなく、意見として言わせてもらえば宿泊施設代わりは見過ごせない。背景事情はどうあれ、もう少し手段はなかったのかと思う。まるで自宅のような振る舞いを見ていて、気持ちがいい人はいません。それこそダボダボのジャージを来て店内を闊歩する姿は、見ていて気持ちが良いものではない。いくら閉鎖的な環境とはいえ、あくまで公共の場であるという感覚を損なわないで貰いたいところだ。

ただ中には仕方なく、宿泊施設として利用せざるを得ない人もいるでしょう。そういう人達に限っては例外中の例外だ。理由も正当なものでしっかりしていれば、インターネットカフェでやむなく朝を迎える人もいる。

泊まる人とは

ここでいうところの宿泊施設として泊まる人とは、やむを得ずの人に限った話だ。一昔によく言われていたネットカフェ難民は対象外とする。理由があってインターネットカフェに泊まる人、というのは様々ですが、大体多いのが終電に乗れなかったという人でしょう。それならばホテルでも良いのではないかと思うかもしれませんが、カプセルホテルなどのビジネスホテルが空いていなければ、ラブホテルに1人で泊まるのもかなり勇気がいる。それに宿泊費をそのためだけに捻出する、あるいは持ち合わせがないなら必然と安い場所を探さなくてはならない。

筆者の知り合いではカラオケに泊まるというのも1つらしいが、それもどうなのだろうか。それならばまだインターネットカフェで夜を明かした方が安心だろう。色々危険はつきものなので、そのへんは自己責任で管理しなくてはならない。筆者もそのような状況になってしまうかもしれないという恐れはあったが、辛うじて終電に間に合ったので事なきを得た。

こうした人達の選択肢について、筆者は否定することはない。というのも筆者も同じような状況になれば、同様にその手段を選択するからだ。そもそもホテルが取れる保障もないとなると、必然とインターネットカフェで始発まで時間を潰さなくてはならない。急を要する人がインターネットカフェで一夜を過ごす、これはよくある話と言えるでしょう。

一方で止まらない犯罪遭遇率

ただやむを得ない理由でインターネットカフェに宿泊する事になった人は、やはり身の安全は自分で守らないといけない。時間を潰すため、利用しようと入店してまず分かると思いますが、個室と言っても鍵が掛けられないからだ。つまり、誰であろうと容易に侵入できてしまうため、これが原因で窃盗が起きてしまう。自分はないと高を括っている人ほど危険性はあるため、被害に合うかもしれないという心構えは持っていたい。

かくいう筆者は、眠る事を目的に利用した際には貴重品を抱えたまま目をつぶるという徹底ぶりをしたもの。鞄を抱え込んで、盗られないよう工夫するのもお客として大事なことだ。そうしたインターネットカフェ内で起きる窃盗事件を、かつてはメディアに出演していた元芸能人が引き起こしたとも言われているので、小遣い稼ぎをする感覚で犯罪に手を染める人間もいる。遭遇することを前提にして、対策をきちんと考えておきたい。

あくまで最終手段

追記すると、何も筆者はインターネットカフェに泊まればいいと促進しているわけではありません。訂正するが、あくまでここに泊まるという選択は『最終手段』とした方が良い。それこそ長期滞在とばかりに、自宅化しても良いことはない。何せこのインターネットカフェは、確かに個室も提供されていますが、厳密には完全なプライバシーが守られているわけではない。利用していて気づいた点でもあるが、実は誰からも確認できる環境になっているので、本当の意味で落ち着くことは出来ない。それを承知している人がどれほどいるか分からないが、生活の場へと完全にしている人ほど、実は自分のプライベートがむき出しになっていると、少し疑問に思ったほうが良い。

権利を主張してもそんなもの、まかり通ることはまずありえません。それくらいインターネットカフェとは、危険と隣り合わせでもあるのです。